東海大学付属大阪仰星高等学校中等部、東海大学付属大阪仰星高等学校

Gyosei日記[中等部]

書写の授業 ~星河祭に向けて、一筆一筆に思いを込めて~

2026.09.25

学校はいよいよ、星河祭(文化の部)に向けた本格的な準備期間に入っています。今回は、国語の時間に行われた、2・3年生の書写の授業の様子を紹介します。

2年生は、文化の部での展示に向けて、「親和」または「紅花」の課題に取り組みました。今回の課題では、中学校の書写で初めて本格的に扱う「行書体」に挑戦しています。

楷書とは異なり、なめらかな筆の運びや文字の連続性を意識して書く行書。初めは「どう書けばいいのだろう」と戸惑う生徒の姿も見られました。

それでも、お手本をじっくりと見ながら、一画一画の筆の動きや文字全体のバランスを確かめ、真剣な表情で筆を走らせていました。何度も書き直しながら、少しでも自分の納得できる作品に近づけようとする姿からは、作品をより良く仕上げようとする気持ちが伝わってきました。

慣れない行書体に試行錯誤しながら取り組んだ時間そのものが、生徒たちにとって大きな学びになったのではないでしょうか。

3年生は、「未知へと歩む」という言葉を行書体で表現しました。

3年生ともなると、お手本を見ながら、書かれている文字を自分の紙に写していくことは、これまでの書写の学習を通してできるようになってきています。しかし、実際にお手本の文字をよく見てみると、筆先がどこを通っているのか、どの部分で筆圧を強くし、どこで力を抜いているのかなど、細かな部分まで捉えながら書くことは決して簡単ではありません。

生徒たちは、お手本をじっくりと見つめながら、筆の運びや力加減を意識し、一画一画に集中して取り組んでいました。「自分なりの最高の一枚を書こう」と、何度も筆を走らせる姿が印象的でした。

授業の中では、「3年生にとっては、これが人生で最後の毛筆になる人もたくさんいるかもしれないね」と話をしました。

そう考えると、いつの間にか中学校生活も終わりに近づき、毛筆を持って文字を書く時間も、これから少しずつ少なくなっていくのだと感じます。普段はあまり意識することのない「成長」を、筆を持つ生徒たちの姿から改めて感じる時間にもなりました。

2年生、3年生が心を込めて書き上げた作品は、星河祭(文化の部)の会場に掲示する予定です。

それぞれの学年で、今の自分たちだからこそ表現できる文字に、一生懸命向き合いました。星河祭にお越しの際には、ぜひ生徒たちの作品にもご注目ください。