牡蠣もSDGsだった件 ~岩本先生をお招きして
2026.04.23

本日1限,高校1年生を対象に「高校現代文明論 校長講話」を行い,続く2限には,東海大学教養学部人間環境学科の岩本泰(いわもと・ゆたか)教授をお招きし,SDGs講演会を実施しました。講話・講演の具体的な内容については,ぜひ仰星日記をご覧ください。
岩本先生は,公正で持続可能な社会・地域づくりに向けた教育と実践をはじめ,ESD(持続可能な開発のための教育)やSDGs,エシカル(倫理的)消費の教育方法論,観光による地域開発の可能性,まちづくり・地域づくりの担い手育成,さらには関係人口創出の意義など,幅広い分野を研究されているSDGs/ESD研究の第一人者です。
先生には,本校中等部の課題解決プログラムをはじめ,高校1年生のSDGs講演会,高校2年生の研修旅行×SDGs講演会,さらには教員研修に至るまで,本校のSDGs教育・探究学習に長年にわたり深く関わっていただいています。
思い返せば2019年,世の中ではまだ「SDGsって何?」という声も多かった時代に,本校はこれからの学校教育の柱の一つとして,ESDを中心に据えることを決めました。その年の10月,当時の小寺前校長と僕とで東海大学を訪問し,初めてお会いしたのが岩本先生でした。
ここだけの話ですが(?),前日の晩に食べた牡蠣があたってしまい,打ち合わせの途中で何度も席を外すという,今思い出してもお恥ずかしいスタートでした。しかし,そんな私たちの突然の訪問にもかかわらず,岩本先生は学校の思いに熱心に耳を傾け,協力を快く引き受けてくださいました。気がつけば,それから7年目に入っています。
本校中等部の課題解決プログラムの継続的な取り組みが評価され,2023年には第54回博報賞,ならびにNPO法人日本持続発展教育推進フォーラム第14回ESD大賞・奨励賞を受賞することができました。これも,岩本先生をはじめ,多くの方々のご支援と,生徒・教職員の粘り強い実践の積み重ねの成果だと感じています。
現在,本校はASPnet(ユネスコスクール)への加盟申請を済ませ,9月頃の国内審査結果を待っている段階にあります。加盟が叶えば,国内外の加盟校との交流を通して,活動の可能性はさらに広がっていくことでしょう。本校でできることが,また一つ増える――そう思うと,今から楽しみでなりません。
これからも生徒たちとともに,持続可能な社会を「自分ごと」として考え,行動できる学校であり続けたいと思います。
ちなみに,牡蠣の殻にはカルシウムやミネラルが豊富に含まれ,肥料にリユースされているようです。SDGs!
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