仰星で過ごした時間～学年リレー３年生編～

桜の便りが聞こえてくる季節となりました。歩いていると陽だまりのような温かい香りが鼻をくすぐります。大阪では例年よりも早い開花宣言が出されましたが、校内でも春の知らせが・・・明日は春分の日、今年度も3月22日の修了式を残すのみとなりました。

３日間に渡ってご紹介してきた学年リレーも今日が最終回。締め括りは３年生です。

Team GYOSEI

　去る３月４日（土）に第38回卒業証書授与式を挙行し、第38期生329名を無事に送り出すことが出来ました。

　38期生は、新型コロナウイルス感染症に伴う全国一斉休校の最中に入学し、その後３年間に渡りコロナの影響を受けた、いわゆる「フルコロナ世代」と言われる学年でした。

　学習活動や部活動では様々な制限を受け、学校行事は中止に追い込まれたものが多々ある中での学校生活でしたが、38期生の生徒はその中でも一人ひとりができることを探し、人間関係を構築しながら成長し続けてくれました。

　３年生となり、コロナの影響も徐々に少なくなってくると、学習、部活動、学校行事にますます力を入れ始め、最高学年と呼ぶにふさわしい活躍をしてくれました。一人ひとりが自分の進路を見据えて、納得がいくまで学習を続ける姿も印象的で、大学入試の一般選抜では例年にない大学合格実績をあげてくれました。

　春の訪れを感じ始めたこの時期、４月からの新生活に向けて様々な準備に忙しいと思います。仰星で学んだことを胸に秘め、今後ますます活躍してくれることを期待しています。くれぐれも健康に気を付けて、頑張ってください。

高校３学年主任　池田英樹