Gyosei日記[中等部]

2年生 理科 呼吸のしくみを学ぶ 

2021.06.18

 2年生の理科では、「動物の体のつくりとはたらき」を学んでいます。今日は、その中でもヒトの呼吸について学習しました。肺には筋肉がないので、みずからふくらんだり縮んだりすることはできません。そこで、ヒトの肺の模型をつかって、どのように酸素を体内にとり入れているのかを先生が教えてくれました。「肺は、ろっ骨とろっ骨の間の筋肉と横隔膜によって囲まれた胸こうという空間の中にありますが、模型のように横隔膜が下がるとともに、筋肉によってろっ骨が引き上げられて、胸こうの体積が大きくなると、肺の中に空気が吸い込まれます。これとは反対に、横隔膜が上がるとともに、ろっ骨が下がると、胸こうの体積が小さくなって肺から空気が押し出されます。これがヒトの吸気と呼気のしくみです。」との説明がありました。模型の底にある「ゴム膜」を引いたり、押し上げたりすることで横隔膜の働きが良くわかった様子でした。

次回からは、「体内の不要な物質のゆくえ」や「物質を運ぶ体内のしくみ」などを学習していきます。

pagetop