中３思春期講演会

今日は、臨床心理士で児童発達支援・放課後デイサービス（ＴＲＥＸ）の代表者である、岡本峰淑先生をお招きし、「コミュニケーションにおいて相手に与える印象を考える」というテーマで思春期講演会を実施しました。

ワークシートを利用して、日常生活でよくある出来事について、そのときに湧いてくる自分の気持ちと相手の状況を考えてみたり、友達から送られてきたメールに対して、それぞれの問いで課せられたミッションをクリアできるような返信内容を話し合ったりすることで、「伝える」時に意識しなければならないことを考えました。まずは一人で考えたことに対して、その後その考えを周りの生徒たちと話し合うことで、捉え方の違いや意識の違いがあることを理解し、生徒たちは相手の気持ちを意識して伝える大切さを実感したようです。

講演後の感想文には、「何かを伝えたい時には必ず相手の気持ちを考えることが大切だと思った」、「4月から新しい人間関係を築いていく上で今日の講演内容を大事にしていきたい」などがあり、コミュニケーションの難しさを実感する一方で、伝えるということは相手があることなので、その相手のことをしっかり考えて円滑に友人関係を築いていこうというような決意が見えました。

今週末卒業を迎える中３生。４月からの高校生活では、上手なコミュニケーションをとって素敵な関係を築ける仲間をたくさん作ってくれることを心から願っています。