校長会とスモークタン
2026.04.17

4月15日,東海大学付属校の校園長会議が,付属甲府高等学校を会場に開催され,参加してきました。甲府を訪れるのは私にとって初めてのことでした。甲府は,四方を山に囲まれ,武田信玄公ゆかりの地としても知られる歴史ある街です。自然と歴史がほどよく調和した,落ち着いた佇まいが印象に残りました。
この会議には,日本全国の東海大学付属こども園・小学校・中等部・高等学校から,計18名の校園長が集まりました。改めて東海大学の付属校ネットワークの広がりと多様性を実感。
会議の中で示された数字に驚かされました。山梨県全体の人口は,枚方市と豊中市の人口を合わせたものとほぼ同程度だということです。大阪の私たちにとっては,なかなか実感しにくい規模かもしれません。さらに高校の公私比率(公立高校進学者:私立高校進学者)を見ると,大阪ではおおよそ「公立6:私立4」であるのに対し,山梨県では「公立8:私立2」と,公立志向の非常に強い県であり,私立高校を取り巻く環境の厳しさがよく分かります。
少子化の影響も深刻で,山梨県内の私立志望の中学3年生数を,県内の私立高校数で割ると,1校あたりおよそ100人程度にしかならないそうです。そのような状況の中でも,付属甲府高校では,学校改革や特色ある教育の導入を積み重ねることで,今年も260人の定員を大きく上回る志願者を集め,しかも学力レベルも上がっていると伺いました。まさに「数字が語る努力と成果」であり,素晴らしいと感じました。
厳しい環境にあるからこそ,学校として何を大切にし,どのような教育を提供するのかが問われます。今回の会議を通して,改めてその覚悟と工夫の大切さを教えられました。
本校を取り巻く状況もまた,決して安泰ではありません。しかし,だからこそ生徒一人ひとりの確かな成長を軸に,見えるチカラも見えないチカラもしっかりと育てる教育を丁寧に積み重ねていく必要があります。付属甲府高校の取り組みに刺激を受け,「本校も負けてはいられない」と,気持ちを新たにした一日となりました。
(追記)
2枚目の校舎の写真,どことなく仰星に似ていると思いませんか? これは甲府高校の2号館で,仰星より数年後に建てられた建物だそうです。中に入ると,柱や床,手すりまでそっくりで,「ここ,仰星?」と錯覚するほど。同じような設計なのかもしれません。
さらに驚いたのが,校内に設置されたセブンイレブンの自動販売機。パンやお菓子,サラダチキンまでそろった充実ぶりです。
生徒に一番人気を聞くと,即答で「スモークタンです!」。
…ス,スモークタン。チョイスが渋すぎる!

☆本日の「授業おじゃまします」☆

1-A(英語)めちゃめちゃ元気よく積極的に発言していました。
1-B(数学)真面目に真剣に「絶対値」に取り組んでいました。
2-9(英語コミュニケーションⅡ)とても授業に前向き!明るいクラスです。