2年生キャリア教育を行いました
2025.08.28
本日は、中等部のキャリア教育の第2弾(2年生)の取り組みを紹介します。2年生は「建築・設計」について学びました。



前半は建築部門で、テーマは「橋をつくろう」です。4つの代表的な橋の形について学んだあと、「ひも・わりばし・セロテープ・スポンジ」などの材料を自由に使い、グループごとに机と机の間に“より長く、より丈夫な橋をつくる”という条件で約30分間の制作に挑みました。設計士の先生からアドバイスをいただきながら、生徒たちは一生懸命にアイデアを出し合い、試行錯誤しながら橋を完成させました。完成後は、実際に橋の上に物を載せて強度を確かめ、耐久性を競い合いました。最後には設計士の先生から講評をいただき、学びを深めることができました。









後半は設計部門で、テーマは「学校に新しい空間を創ろう」です。正門正面に建つ2号館の1階を題材に、仰星の魅力を最大限に発信できる学びの空間を考えました。敷地の特性を生かすこと、歴史を踏まえること、対話を重ねることなど、専門的な思考法も取り入れながら、生徒たちは思い思いの理想の空間を図面に描きました。最後にはグループごとにプレゼンテーションを行い、投票によって最も優れたデザインを選出しました。どのグループも、それぞれの思いが込められた力作で、大変充実した発表となりました。









今回の活動を通して、生徒たちは建築や設計の奥深さに触れ、自ら考え、表現する力を育むことができました。今後のキャリア教育にもつながる貴重な学びの時間となりました。
次回のgyosei日記では、3年生が受講した内容をお届けします。