２、３年生　人権LHRを実施しました。

2年生と3年生が人権LHRに取り組みました。

2年生は、前回の人権行事に引き続き、障がい者問題について考えました。

パラリンピックでのプレー動画を見た上で、これまでの自分の可能性を信じられなかった経験や、それによって後悔した経験はないかなど、「できない」と自分が思ったことに対して、どう向き合ってきたかということについてみんなで共有しました。そして、パラリンピックの本来の意味を学ぶことで、人間はできないことがあって当たり前、しかし、できることを増やして人生を豊かにしていこうという考えに至りました。

3年生は、前回に引き続き、LGBTQの問題について考えました。

映画『カランコエの花』を鑑賞した生徒の感想文を紹介し、みんながどのようにこの問題を捉えたのかということを共有した上で、『「普通」の多数決』という人権作文入賞作品を読み、「普通」とは何だろうという問いを立てました。自分にとって「普通」と思っていたことが覆させられた体験などを話し、「固定観念」が差別を生んでしまう怖さも知りました。最後に、自分の中の偏ったものの見方を取り除き、他者との違いを認め互いにその存在を認め合う事が肝要であることを確認しました。

今回の人権LHRが、みなさんのこれまでの行動や考え方を見直すよい機会となること、また視野を広げるチャンスになることを願います。