Gyosei日記[中等部]

建学記念式典が挙行されました。

2025.10.31

 昨日、本校にて建学記念式典が行われました。今年、東海大学は建学83周年、仰星高校は43周年、そして中等部は30周年という節目の年を迎えます。

 校長先生のお話では「東海大学の建学の精神や本校のスクールポリシーにもあるように、人それぞれの多様性を理解し合ったり、より良いコミュニケーション力などを身につけることで、平和でより豊かな社会を築くことができると思います。2022年から2024年の3年間で約70万人が戦争で命を落としています。これは枚方市の人口の約2倍の数です。このようなとんでもない悲惨な事が決して起こらないように、他人の価値観や人権を尊重できる人材に育ってほしいと思います。」とのお話がありました。また、本校の中庭にある『星を仰ぐ青年の像』についての説明がありました。東海大学の創設者の松前重義先生が仰星高校を創設した時、「像は私の理想であり、願いでもあります。仰星高校の生徒にはその理想に向かっていただきたいのです。関西の一つの高校というちっぽけな考えで仰星高校を創設したのではありません。全国に拡がる東海大学の一環として、この環境からたくましい青年が数多く育ち、世界人類のために貢献してもらいたいのであります。」と語ったそうです。今後もその理想に向かって、頑張ってもらいたいという内容のお話もいただきました。
 その後、学業や部活動で優秀な成績を収めた生徒・団体の表彰式、活動報告会、そして壮行会が行われました。生徒たちは、厳かな雰囲気の中で式に臨み、改めて「仰星の一員」としての自覚を胸に刻む時間となりました。これからも、日々の学校生活の中でけじめある行動を意識し、より良い仰星をつくっていってほしいと思います。

表彰式では、3年生の辻﨑智哉君と寺島結愛さんが「学校法人東海大学松前重義記念基金 2025年度建学記念作文」の表彰を受けました。辻崎君は『気候変動への取組について』の作文を、寺島さんは『教育を受ける意義とは』というタイトルの作文を応募しました。また、ラグビー部が「太陽生命カップ2025 第16回全国中学生ラグビーフットボール大会 優勝」の表彰を受け、キャプテンより結果の報告もしてもらいました。ラグビー部のみなさん、全国優勝おめでとうございます! 現在行われている「第74回近畿中学校総合体育大会」も頑張って優勝を目指してください!

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