Gyosei日記[中等部]

中1、SDGs講演&ワークショップを行いました。

2021.01.21

今日は、1年生が5,6時間目にSDGsについての講演とワークショップを2部に分けて行いました。

 第1部では、SDGsとは何かということの説明に際して、「2040年には地球に住めなくなるかもしれない」というようなショッキングな話題が出ました。これからもずっと地球で住み続けるためには、持続可能な開発目標(SDGs)を達成していくことが求められます。そこで、「なぜSDGsが私たちの世界に必要なのか」、そして「それがあることによってどんな変化や可能性があるのか」を体験的に理解するためにカードゲーム「2030 SDGs」が用いられました。SDGsの17の目標を達成するために、現在から2030年までの道のりを体験するゲームです。

 生徒達は目標を達成するために、グループ内で一生懸命思考し、クラスの中で様々なタイプのトレードを行っていました。初めの内は目標達成によって得られる世界の状況が経済面の成長ばかりで、環境面や社会面の成長が見られなかったクラスも、時間が経つにつれ、ほとんどのグループが目標を達成することによって世界の状況もバランスよく成長させることができました。

 生徒達の様子を見ていると、それぞれが熱心に取り組み、休憩時間になっても休まずに話し合う姿が多く見られました。グループ内で話し合ったことをみんなの前で発表する姿も大変よかったです。

 第二部では、カードゲームで体験したSDGsをさらに深め、2年生での海外研修先のマレーシアと日本との比較や、現地でのSDGs体験に先立って、注目すべきことや考えなければならないことを示してもらえました。

 SDGsは今、世界中で達成に向けて取り組まなければならないことであると同時に、個人でできることを一人一人が考えて即行動に起こすことも必要です。今日の講演やワークショップを通じてみなさんの心にSDGsへの思いが強くなったことを期待します。

最後になりましたが、本日講演およびワークショップをご準備いただきましたJTBの皆様、ありがとうございました。

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