Gyosei日記[中等部]

「漢字をテーマに思いを伝える作文コンクール」最優秀賞を受賞!

2022.02.21

 本校では毎年、1年生の夏休み国語課題として、枚方市主催の「漢字をテーマに思いを伝える作文コンクール」に取り組んでいます。 漢字作文では、それぞれが選んだ漢字一字もしくは熟語について考えたことを表現します。昨年は「優秀賞」に選ばれた生徒がいましたが、なんと、今年は1年C組の伊耒真樹君が「最優秀賞」 に選ばれました。枚方市の中学1年生から3年生までの約1700名が応募した中での受賞であり、仰星中等部として初の大快挙となりました。

 本来、枚方市より表彰式が執り行われる予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の流行から、各校にて表彰することになり、本日校長先生より、賞状と記念品が授与されました。伊耒真樹君、おめでとうございました!

 伊耒君が選んだ漢字は『蛹(さなぎ)』です。内容は、「幼稚園の頃、カブトムシの幼虫をもらい、その姿は図鑑で見たものとは全く違っていて、本当にカブトムシになるのか半信半疑だった。しかし、幼虫は徐々に琥珀色に変化して『蛹』になっていくが、幼虫の時はそれまでにしっかりと栄養をとっていたり、蛹の時は固まっているように見えても、成虫になるまでの準備をしっかりしていることに気づいた。そして、今の十代の自分がその時期にあたり、大きな力を蓄えて、将来のために毎日をもう少しがんばってみたい、カブトムシが蛹から大きく羽ばたいていくように。」というものでした。蛹の中では一体何が起きているのだろうという好奇心から、自分の思いを素直に表現していて、本当に素晴らしい作品でした。

 

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