1学年、人権教育を行いました
2012.02.04
1年生では「いじめについて」の人権教育として、今回は「相手を思いやることの大切さ」を考える授業を行いました。この一年間のまとめとして、「うれしかったこと」「悲しかったこと」を振り返り、自分と他者との関係を考えていこうという取り組みです。
振り返りのワークシートを覗いてみると「うれしかったこと」として「友達がたくさんできた」「クラスの行事で一つになれた」「成績が上がった」等、他にもたくさんの意見が。また「悲しかったこと」として、「ルールを守れなくて先生に怒られた」「行事の時に意見が合わずにもめた」「授業でさわぎすぎた」などなど・・・これまたいろんな意見がありました。
次に、それらの意見を「これはだれにとって良いことか?悪いことか?」を分類します。そうすると、「良くも悪くも、その多くは自分と他者(周囲)の両方が関わることで発生するもの」ということが見えてきます。自分のことだけでなく、相手や周囲を思いやることで、みんなが気持ちよく過ごせる環境になるということを理解できたのではないでしょうか。
授業後のまとめでは、「自分のことばかり考えるのではなく、困っている人の気持ちになって一緒に解決できる人になりたいです。」といった感想も見られました。今日考えたことを、これからの学校生活に生かしていってほしいものです。