中3保健体育、アルコールパッチテストを行いました。
2022.11.30
中3では喫煙防止教育に引き続き、「飲酒の影響」についても学習しています。未成年者の飲酒経験率は決して低いとは言えません。発育期にある未成年者が飲酒をすると、体への影響を受けやすくなります。アルコールは、記憶力・集中力・判断力の低下をまねきます。また、ホルモンの分泌を抑制し、生殖機能の発達にも悪影響をおよぼします。そして、アルコールに対する反応には個人差があり、わずかな量でも影響する人もいます。 そこで、今日はアルコールパッチテストの実習を行い、自分の体質を知り、アルコールが体におよぼす悪影響について、認識を深めることにしました。
<実習の手順>
① 消毒用アルコールを絆創膏にしみこませ、上腕内側に貼る。
② 7分後に絆創膏をはがす。
③ さらに10~15分後に、皮膚の色の変化で判定する。
<実習の様子>
授業の最初にビデオを見て、アルコールに対する反応は人種や男女差など、個人差があることを学びました。
いよいよ「パッチテスト」の開始です。絆創膏にアルコールをたらし、上腕の内側に貼りつけて7分間待ちます。
7分経って貼った部分が赤くなった人はお酒を飲めない体質の人で、10分ほど経って赤くなった人はお酒に弱い体質の人と言えます。
統計によると、日本人の約52%がお酒に強い人で48%がお酒に弱い体質のようです。









パッチテストの結果については、喜んだ人、悲しんだ人、複雑な気持ちになった人などそれぞれ違った様子でした。このテストはもちろん100%の信頼度ではありませんが、自分の体について関心が持てたのではないでしょうか。体質は遺伝とも関係がありますので、家族のみなさんの体質も確認してみてください。