東海大学付属大阪仰星高等学校中等部、東海大学付属大阪仰星高等学校

校長のひと息だより

生徒たちの安心・安全を守るために

2026.10.22

昨日,本校では教職員研修を実施しました。講師には,学校法務や教育現場における危機管理に精通された弁護士の松田直弘先生をお招きし,近年の判例や法改正も踏まえながら,学校として留意すべき事項について再確認しました。

今回の研修では,まず生徒間トラブルやいじめへの初期対応について考えました。いじめやトラブルは,発生後の対応も重要ですが,それ以上に早期発見と早期対応が大切です。生徒たちの小さな変化に気づき,法律に基づき,教員間で情報を共有しながら組織対応することの重要性を改めて確認しました。

次に,保護者・地域との連携と対応について学びました。学校が信頼される存在であるためには,丁寧な説明と誠実な対応が欠かせません。また,教員個人ではなく学校全体として対応することや,日頃から記録を適切に残しておくことの大切さについても共有しました。

三つ目は,部活動や学校行事における安全配慮です。教育活動のさまざまな場面において危険を予測し,事故を未然に防ぐ視点が求められています。安全への配慮は,生徒たちの挑戦を支えるための大切な基盤であることを再認識しました。

そして最後に,こども性暴力防止法(日本版DBS)について学びました。本年12月から施行される新しい制度であり,子どもたちが安心して学び,成長できる環境を社会全体で守ろうとするものです。学校としても制度の趣旨を十分に理解しておく必要があり,情報共有を行いました。

講師の先生は研修の中で,「安全はすべての教育活動の土台である」と繰り返し話されました。学習や部活動,学校行事など,生徒たちがさまざまな経験を積み重ねることができるのは,その土台がしっかりしていてこそです。

本校では今後も教職員が学び続け,知識と意識の向上に努めながら,生徒一人ひとりが安心して学校生活を送ることができる学校づくりを進めてまいります。保護者の皆様には,引き続きご理解とご協力を賜りますようお願いいたします。

#仰星  #研修