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第3回「SPP講座」を実施しました。(於:大阪広域水道企業団村野浄水場)

2013.09.10

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 9月10日(火)13時~17時まで、大阪広域水道企業団村野浄水場にてSPP講座を実施しました。今回は「浄水場の浄水過程とおいしい水や安全な水をつくるための工夫」というテーマで講義および実験・施設見学を行い、浄水場の職員の方々からご指導を頂きました。
 村野浄水場は、最新の設備と日本一の給水量を誇る浄水場です。スケールの大きさに生徒たちは驚いていました。本日の内容は、淀川から取水し、安全な水をつくるための浄水過程や、大阪府民に供給する水の水質について学びました。また、おいしい水とは何なのか。安全な水とは何なのかを学びました。その主な内容は、
1)講義
  ・浄水場の概要説明
  ・水質検査(管理)について
2)水処理実験
  ・凝集沈澱実験
  ・砂ろ過実験
  ・粒状活性炭層でのメチレンブルー吸着実験
3)水質検査
  ・濁度検査
  ・色度検査
4)施設見学
  ・水質試験室
  ・平面系浄水施設(W系)
    急速攪拌池、フロック形成池、沈澱池、急速ろ過池
  ・平面系高度浄水処理施設
    オゾン発生器、オゾン接触池、粒状活性炭吸着池
5)利き水
   市販のミネラルウォーターと村野浄水場の浄水とを飲み比べる
   おいしい水の条件

普段、何気なく飲んでいる水が、こんなに多くの色々な浄水過程を経て安全でおいしい水ができることに驚きを感じている生徒も多かったです。浄水場の方々は、自信を持って、「生水を飲んで頂いても大丈夫です。」と言っておられたことが印象的でした。

最後の利き水では、ミネラルウォーターより浄水場の水道水の方がおいしいと答えた生徒が多かったのが、それを物語っているのかもしれません。

 

 

 

 

最初に浄水場の概要の説明を受けました。実際に浄水場で行われている

水処理の過程を実験を通して確認をしました。

 

 

 

 

浄水場の施設を見学しました。皆スケールの大きさに驚いていました。

砂ろ過に使用されている砂にも触れることができました。 

 

 

 

 

高度浄水処理の設備を見学し、説明を受けました。オゾン処理や活性炭処理

といったものでした。 

最後に利き水では、ミネラルウォーターと浄水場の水道水の味を比較しました。

 

 

 

 

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