Gyosei日記[高校]

オーストラリア研修レポート

2025.11.11

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10月25日(日)に出発したトロント研修旅行の参加者が、11月3日(月)に無事帰国しました。

本校の国際交流部は、1週間の研修旅行から長期留学まで様々な海外研修・留学プランを紹介しています。

本日は、少し時期を遡って、2025年7月24日(木)~8月3日(日)の日程でオーストラリア研修旅行に参加した、高校2年生のKくんの研修旅行レポートを掲載します。

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私は2025年7月24日から8月3日まで、オーストラリア・ケアンズでの海外研修に参加しました。きっかけは、仰星で行われた海外研修・留学説明会です。そのとき紹介されたプランに強く惹かれ、参加を決意しました。しかし、私が選んだプランには参加者が他におらず、当初は心細さも感じました。それでも、「一人で海外に挑戦する」という期待と高揚感を胸に出発しました。

到着初日は、宿泊先となる寮のオリエンテーションと、大型ショッピングモールでの買い物がありました。モールには日本では見かけない商品や店舗が並び、早速異国の文化に触れることができました。寮は8人部屋で、多国籍の留学生が共に生活していました。日本語が通じない環境に最初は不安を覚えましたが、ある留学生が気さくに声をかけてくれ、拙いながらも英語で応答することができました。自分の英語力には自信がありませんでしたが、相手が真剣に耳を傾けてくれたことがとても嬉しく、その瞬間から交流が始まりました。その日の夕食にはカレーや鶏肉料理、そして見慣れない緑色の漬物のような料理が並びました。味わったことのない風味でしたが、どれも新鮮で美味しくいただきました。

2日目から7日目までは、授業とアクティビティが組み合わされた充実した日々でした。世界遺産グレートバリアリーフの島々を訪れたり、水族館や動物園を見学したり、伝統的な舞台公演を鑑賞したりと、多彩な体験を重ねました。授業ではゲームを通じて交流し、自国について語り合うことで、互いの文化を深く理解することができました。クラスに日本人がいたことも心強い支えとなりました。

8日目から10日目は自由時間が多く、寮の仲間と市街地へ出かけました。ハンバーガーを味わいながら街を散策し、ナイトマーケットでブーメランやお土産を購入しました。仲間と自分たちだけで街を歩けたことは大きな自信となり、オーストラリアの景観はどこを切り取っても新鮮で心に残りました。

そして迎えた最終日。お世話になった学校と寮に別れを告げ、ルームメイトたちと再会を約束して空港へ向かいました。先生方と最後に写真を撮り、別れの挨拶を交わして帰国の途につきました。

この10日間を通じて、私は「人とつながることの大切さ」を何より強く実感しました。英語は完璧でなくとも、伝えたい気持ちと理解しようとする姿勢があれば心は通じ合うのだと学びました。今後も英語の学習を続け、世界の人々とより広く深くつながっていきたいと考えています。

国際交流部では来年度も海外研修・留学のプランを用意して皆さんの参加をお待ちしています!

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