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校長挨拶創立25年の軌跡と新たな決意

このたび、本校が創立25周年を迎えることができましたことに、今日まで本校の発展と教育活動にご理解とご尽力いただいた多くの皆様に対しまして心からお礼と感謝を申し上げます。
本校は26年前の1996年4月(併設している高等学校は1983年4月開校)、東海大学が目指す一貫教育の理想を実現すべく、関西では唯一の教育機関として、大阪府枚方市に開校いたしました。
現代のめまぐるしい社会の変化の中にあって、25年という歴史を積み上げていくことは決して容易なものではなかったと思います。
学校創立以来の、東海大学の関係各位のご尽力とこれまで本校に携わられた教職員の学校創りにかける情熱、また保護者の皆様や地域の方々からお寄せ頂いた信頼と共感、そして何より、これまでに在籍した生徒諸君の日ごろのたゆまぬ努力があってこそ、この学校は今日のこの日を迎えることができていると思っています。
創立25周年を機に、私たちは生徒たちの夢の実現に向け、更なる努力を続け、より高い理想に向かって力強く前進してまいりたいと思います。同時に、東海大学の「建学の精神」に基づいた教育理念を大切にしながら、開校以来受け継がれてきた「真の文武両道」を確実に引き継ぎ、また時代の変化と要請に柔軟に対応し、2019年に新たに掲げた「育てたい人物像」である①持続可能な社会の実現に向けて自主的に行動できる人物②ローカルかつグローバルな視野に基づいて行動できる人物③身に付けた知識・技能を応用し課題発見・解決に繋げられる人物④他者の多様性を受容し協働できる人物の育成に、教職員一丸となって努力して参りたいと考えております。
今後とも皆様方からのご指導、ご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

東海大学付属
大阪仰星高等学校中等部
校長
小寺 建仁

Activities近年の取り組み

TG10Cs

25周年を迎えるに当たり、新しくスタートした『TG10Cs』(Team Gyosei 10 Competencies - チーム仰星10のチカラ)。本校の教育活動を通じて身につけておいてほしい力を定義しています。

詳しくはこちら

SDGs実現に向けた活動

東海大学付属大阪仰星高等学校中等部では、総合学習の一環でSDGs(持続可能な開発目標)の観点から現状の生活に問題点を見出し、その問題解決の方策を考える学習を行っています。今後は、1年生の三保研修、2年生のマレーシア研修、そして3年生のハワイ語学研修といった研修旅行でもSDGs学習を含んだ活動を取り入れ、3年間を通して一貫したSDGs学習計画をつくり上げていこうと動き始めています。

Activity 01SDGsカードゲーム

「SDGsとは何か」を知る導入として、外部からSDGsカードゲーム公認ファシリテーターをお招きして講演会とワークショップを実施しています。SDGsカードゲームを通して、持続可能な開発目標を達成するためには、経済・環境・社会のバランスを考えることが重要であることを学びます。

Activity 02ポスターセッション
「10年後、戻りたくなる枚方のまち」

現在中学2年生(14歳)の生徒達が、社会人(24歳)になった時に、「戻ってきて暮らしたくなる枚方のまち」はどんな「まち」なのかをイメージし、その実現のために今からどのような行動を起こすべきか考え、それを最終的にポスター2枚にまとめ、ポスターセッションにつなげました。

Activity 03海外の「まちづくり」を調査

中等部2年生では、英語の授業においてもSDGsをテーマとした学習に取り組んでいます。海外の人々に地元の「まちづくり」についてのアンケートを送り、枚方と海外との比較を行いました。この内容は、校内開催のEnglish Contestで発表を行いました。

Activity 04マレーシア語学研修

中等部3年生のマレーシア語学研修の目玉は、学校交流とSDGs学習です。学校交流では、お互いの学校紹介や伝統的な遊び、芸術の教え合いなどを行います。その他、現地大学生と巡る市内観光もあり、英語を使う機会が盛り沢山です。普段はできない学びを体験し、日頃の学習動機につなげてもらいます。